地域ものづくりのネットワーク化とものづくり改善能力向上のサポートをしてまいります。

第8期「ものづくりシニア塾」修了しました。

第8期修了式 ものづくりシニア塾は、企業のものづくり現場で永年経験を積まれて定年等で退職された方、あるいは定年後にものづくりの改善指導を志している皆様に、他社、異業種でも指導できる「良い流れづくり」の知識を学んで頂き、ものづくり改善インストラクターとして地域スクールインストラクター、ものづくり改善コンサルタントとして再生、活躍していただくための講座です。
  2014年から毎年1回開催し、1期生〜7期生精鋭96名は各方面で活躍中です。第8期は、2021年1月9日〜3月20日までの予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発出により、4月10日〜6月19日の毎週土曜日、全11日間で開講いたしました。
 次回第9期は2022年1月15日より開講いたします。

お申し込みはこちら

2021年第8期のスケジュールとカリキュラム

1日目
1月
9日
10:30〜12:20
開講式〜受講者自己紹介 藤本教授挨拶〜はじめに
藤本
     
13:10〜15:00
ものづくりとは? 〜よい設計のよい流れ
藤本
     
15:10〜17:00
流れを見切る 〜プロセス分析
藤本
2日目  
16日
10:30〜12:20
現場作業を分析する 〜IEの基礎と活用
伊藤
     
13:10〜15:00
標準を決める 〜標準作業と標準時間の設定
伊藤
     
15:10〜17:00
作業の無駄を排除する 〜作業改善で原価低減へ
伊藤
3日目  
23日
10:30〜12:20
全体最適のマネジメント理論 〜TOCとは何か
飛田
     
13:10〜15:00
問題解決ワークショップ(1) 〜問題を正しくとらえる
飛田
     
15:10〜17:00
問題解決ワークショップ(2) 〜問題を解決する
飛田
4日目  
30日
10:30〜12:20
コストをつかむ 〜原価管理と原価改善
藤本
     
13:10〜15:00
生産性を知る 〜付加価値作業比率
藤本
     
15:10〜17:00
生産性を高める IEの基礎知識
藤本
5日目 2月
6日
10:30〜12:20
コミュニケーションの進め方 〜聴く技術、伝える技術
福田
     
13:10〜15:00
人を動かす 〜やる気にさせるインストラクターの技術
福田
     
15:10〜17:00
発表の技術 〜プレゼンテーションの基本
福田
6日目  
13日
10:30〜12:20
流れの良し悪しを知る 〜納期とリードタイム
藤本
     
13:10〜15:00
流れを管理する 〜日程管理と資材所要量管理
藤本
     
15:10〜17:00
在庫を減らす 〜看板方式と順序供給
藤本
7日目
20日
10:30〜12:20
ものと情報の流れ図とは 〜Value Stream Mapの活用と効用
国谷
     
13:10〜15:00
ものと情報の流れ図を書いてみよう 〜ものと情報の流れ図の作り方と実習
国谷
     
15:10〜17:00
よどみのない流れを作る 〜ポストイットを使って課題を発見する
国谷
8日目  
27日
10:30〜12:20
品質を測る 〜製造品質と不良率
藤本
     
13:10〜15:00
品質を作り込む 〜検査とTQM
藤本
     
15:10〜17:00
柔軟に作る 〜フレキシビリティ管理
藤本
9日目
3月
6日
10:30〜12:20
品質を管理する 〜品質の見える化、予防と解析
伊藤
     
13:10〜15:00
問題解決を理解する 〜QC7つ道具の基礎と活用
伊藤
     
15:10〜17:00
目で見る管理を進める 〜良い流れをつくる見る管理とは
伊藤
10日目  
21日
10:30〜12:20
現場改善の事例と進め方 〜現場指導の実際
小森
     
13:10〜15:00
コンサルティングの実際 〜製造現場だけではない改善事例
小森
     
15:10〜17:00
改善インストラクターの指導事例 〜ものづくりシニア塾修了後の活動
斎藤
11日目
28日
10:30〜12:20
製品開発の流れをつかむ 〜新製品の企画・設計と開発リードタイム
藤本
     
13:10〜15:00
よい設計を創る 〜総合商品力の向上
藤本
     
15:10〜19:00
修了式 (修了証授与/懇親会)
藤本

※第1日目終了後、歓迎会を予定しています。(17:30〜19:30)

※新型コロナウイルスの感染拡大など諸般の状況により、懇親会は中止することもございます。

◆講師紹介◆ <講義順>

藤本 隆宏 
東京大学大学院経済学研究科教授/東京大学ものづくり経営研究センター長/(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事
Fujimot1979 東京大学経済学部卒業、三菱総合研究所入社、1984 ハーバード大学ビジネススクール博士課程入学、1989 博士号取得、1998 東京大学大学院経済学研究科教授、2002 日本学士院賞/恩賜賞受賞、2004 ものづくり経営研究センターセンター長、2013 一般社団法人ものづくり改善ネットワーク代表理事
2005年よりものづくり経営研究センターにて「ものづくりインストラクター養成スクール」を開講、13年間で140名の修了生を輩出。2013年に(一社)ものづくり改善ネットワークを設立、代表理事に就任。各地域スクールの普及とネットワーク作りに尽力。ものづくり現場のOBのために2014年より本講座を開講。
主要著書:『製品開発力』キム・クラークと共著,ダイヤモンド社/『現場から見上げる企業戦略論』角川新書/『ものづくり改善入門』監修,中央経済社/『ビジネス・アーキテクチャ』武石彰・青島矢一と共編著,有斐閣/『生産マネジメント入門(I)(II)』日本経済新聞社/『能力構築競争』中公新書/『日本のもの造り哲学』日本経済新聞社/『ホンダ生産システム』下川浩一らと共著,文眞堂/『現場主義の競争戦略』新潮新書/『ものづくりの反撃』藤本隆宏・中沢孝夫・新宅純二郎共著,ちくま新書 他多数

伊藤 雄三
Y.Ito
1982年米国系メンブランフィルター精密ろ過・精製機器の日本法人(現インテグリスジャパン)設立メンバーにて入社。工場経営、システム全般、Lean生産の実践を行い最終職位代表取締役社長。2014年「ものづくり夢みらい研究所」を設立、全国のものづくり人材育成スクールにて講師を担当。2017年産学官連携NPO法人「YRI」代表理事、2018年4月より山形大学特任教授を兼任。ものづくりシニア塾第1期生。専門は、経営全般、リーン生産方式、品質管理、管理会計、ITシステムなど広範囲にわたる。

飛田 甲次郎
Tobita1950年生。元オムロン株式会社執行役員常務。産機コンポ統轄事業長、Omron Europe President &CEO、ものづくり革新本部長などを歴任。また社外では、関西IE協会副会長、日本電機工業会大阪支部長、関西電気保安協会評議員、日本経営工学会関西支部長なども歴任した。全体最適のマネジメントサイエンスであるTOC(Theory Of Constraint:制約理論)に共鳴して、日系企業へのTOCの実践と普及にセカンドライフをかける。全体最適のマネジメントサイエンスを取り入れることが「失われた20年」を取り戻し、自信と活力溢れる日本企業になることに繋がると確信している。生産領域に留まらず、事業企画、商品開発、国内外販売など幅広い経験をもとに、TOCの最新知識をゆっくりと、分かりやすく説明することに定評がある。立命館大学、関西大学でのゲストスピーカー、滋賀県、幸田町、東京都などの地域ものづくりスクールの講師も務める。

福田 隆二
Fukudaセミナー企画開催業務並びに企業内研修の企画、コンサルティング、講師派遣業務、出版編集等の会社を36年間経営。現在、東京大学大学院ものづくり経営研究センター特任研究員、「ものづくりインストラクター養成スクール」「ものづくり寄席」の開催に携わる。現在、研修・知的イベントコーディネーターとして活躍中。2013年より(一社)ものづくり改善ネットワーク理事/事務局長。

国谷 晃雄
Kiniya
キヤノン鰍ナ取手工場生産技術部長として生産技術面の基礎作りを推進。阿見工場にてキヤノンの生産革新導入の基礎作りを行った。その後中国、珠海キヤノン事務機工場長を努めた。東京大学ものづくりインストラクター養成スクール(一期生)を修了し、現在は国内外で工場革新活動を指導する。茨城県中小企業振興公社のテクノインストラクター、群馬ものづくり改善インストラクタースクール講師、長岡ものづくりインストラクター養成スクール講師

小森   治 
株式会社カイゼン・マイスター 代表取締役社長 Komori  
トヨタ自動車出身、英国トヨタ副社長、豪州トヨタ社長、本社理事等を歴任された後、セントラル自動車且ミ長を歴任。2007年に潟Jイゼン・マイスターを設立、代表取締役としてセントラル自動車時代の仲間とともに全国の中小企業の現場コンサルタント、インストラクターとして数多くの実績を上げている。

斎藤 盛行
斎藤
1974年(株)LIXIL(旧TOSTEM)入社後、アルミサッシ加工組立や部品製造、生産管理業務を担当。1985年から全社展開されたトヨタ生産方式の外部指導を10年以上継続、1個づくりの流れ化による生産革新(ムダ取り・平準化・セル生産・専用設備ライン化等)を牽引。更にものづくり専用設備・金型の内製化部門長として流れるライン造りの全社展開を実践。2012年退社、継続してものづくり改善を指導。2015年ものづくりシニア塾2期を受講。修了後、(一社)ものづくり改善ネットワークにおいて室蘭や静岡における現場改善指導に協力。数社を指導のほか、韓日産業・技術財団の韓国企業の改善指導にも参加した。

 

開 催 要 領 =受講者募集中=
開催日時

2021年 4 月 10 日(土)〜 6 月 19 日(土)
毎週土曜日全11日間    10:30 〜 17:00

開催場所

勝永六番町ビル  1階 会議室
東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル
・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分
・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」下車徒歩5分
・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分

受講料

個人のご参加 1名 220,000円(税込み、本体200,000円)
★企業のものづくり現場で大凡10年以上のご経験を持つ自費でお支払いの個人の方を対象としております。

組織派遣参加 2名で 550,000円(税込み、本体500,000円) 1名のみのご参加の場合も同一価格です。
★中小企業(従業員300名未満)の現場リーダー(10年以上の経験者)/地域スクール開校を目指す 自治体、公益法人等の方々に限らせていただきます。
★現場経験のない職員の方も受付けますが、講義は現場経験者向けの内容ですのでご了承ください。

<テキスト、昼食、飲み物等、一切を含みます。>
※テキストとしてプリントの他、藤本隆宏監修「ものづくり改善入門」(中央経済社刊)を差し上げます。

●MKN会員、地域ものづくりスクール連絡会会員はいずれも11,000円割引きいたします。

◆従業員300名以上の企業派遣の方は東京大学ものづくり経営研究センターの「ものづくりインストラクター(R)養成スクール」をご利用ください。

お申し込み方法 (受付終了しました。)

申し込みフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。(年齢及び簡単な略歴(職歴)及び経験年数もご記入ください。)
折り返し請求書をお送りいたしますので、開催前に指定振込先にお振り込みください。
定員(20名)に達するまで受け付けます。

◆個人(個人事業主を含む)お申し込みの場合は、会社宛の請求書は発行いたしません。会社払いの場合は、組織派遣参加となります。

★セキュリティ等で送信できない場合は、パンフレットのPDFファイルをプリントアウトし、申込書にご記入の上、ファクシミリ((03)5210-2560)にてご送信ください。

パンフレットのPDFファイル
お申し込みはこちら

 =Photo Gallery= 


今年も藤本先生の講義からシニア塾開講しました   恒例の歓迎会はコロナで中止。
                         代わりにフリーディスカッションをしました。


     2日目伊藤先生のIE講義            ピンボードを使っての演習


   コストと生産性(マスク着用での講義)           全体最適は飛田先生

6日目
  対面ならではのコミュニケーション講座      再び藤本先生から「よい流れ」を学びます     

8日目藤本先生
   7日目は「品質」について             藤本先生

8日目演習
    QC、目で見る管理は伊藤先生        演習で楽しく理解します。


            みんなで「ものと情報の流れ図」を作ってみました


       小森先生から改善事例を       2期生斎藤さんから終了後の活躍状況を

最終日藤本先生
   いよいよ最終日を迎えました            最後は藤本先生

修了式懇親会
      全員無欠席で無事修了          懇親会は残念ながら簡略化しました。

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第9期ものづくりシニア塾を来年1月15日より開講します。NEW

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