地域ものづくりのネットワーク化とものづくり改善能力向上のサポートをしてまいります。

第10期「ものづくりシニア塾」修了しました。

10期開講 ものづくりシニア塾は、企業のものづくり現場で永年経験を積まれて定年等で退職された方、あるいは定年後にものづくりの改善指導を志している皆様に、他社、異業種でも指導できる「良い流れづくり」の知識を学んで頂き、ものづくり改善インストラクターとして地域スクールインストラクター、ものづくり改善コンサルタントとして再生、活躍していただくための講座です。(※当講座修了後の派遣・斡旋を保証するものではありません。)
  2014年から毎年1回開催し、1期生〜9期生精鋭114名は各方面で活躍中です。第10期は、2023年1月14日〜3月25日までの予定で毎週土曜日、全11日間で開講中です。

ものづくりシニア塾のおすすめ ものづくりシニア塾のおすすめをYouTubeでご覧いただけます。 藤本先生がシニア塾開校への思いを語っています。

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2023年第10期のスケジュールとカリキュラム

1日目
1月
14日
10:30〜12:20
開講式〜受講者自己紹介 藤本教授挨拶〜はじめに
藤本
     
13:10〜15:00
ものづくりとは? 〜よい設計のよい流れ
藤本
     
15:10〜17:00
流れを見切る 〜プロセス分析
藤本
2日目  
21日
10:30〜12:20
現場作業を分析する 〜IEの基礎と活用
伊藤
     
13:10〜15:00
標準を決める 〜標準作業と標準時間の設定
伊藤
     
15:10〜17:00
作業の無駄を排除する 〜作業改善で原価低減へ
伊藤
3日目  
28日
10:30〜12:20
コミュニケーションの進め方 〜聴く技術、伝える技術
福田
     
13:10〜15:00
人を動かす 〜やる気にさせるインストラクターの技術
福田
     
15:10〜17:00
発表の技術 〜プレゼンテーションの基本
福田
4日目 2月
4日
10:30〜12:20
全体最適のマネジメント理論 〜TOCとは何か
飛田
     
13:10〜15:00
問題解決ワークショップ(1) 〜問題を正しくとらえる
飛田
     
15:10〜17:00
問題解決ワークショップ(2) 〜問題を解決する
飛田
5日目  
11日
10:30〜12:20
コストをつかむ 〜原価管理と原価改善
藤本
     
13:10〜15:00
生産性を知る 〜付加価値作業比率
藤本
     
15:10〜17:00
生産性を高める 〜IEの基礎知識
藤本
6日目  
18日
10:30〜12:20
流れの良し悪しを知る 〜納期とリードタイム
藤本
     
13:10〜15:00
流れを管理する 〜日程管理と資材所要量管理
藤本
     
15:10〜17:00
在庫を減らす 〜かんばん方式と順序供給
藤本
7日目
25日
10:30〜12:20
ものと情報の流れ図とは 〜Value Stream Mapの活用と効用
国谷
     
13:10〜15:00
ものと情報の流れ図を書いてみよう 〜ものと情報の流れ図の作り方と実習
国谷
     
15:10〜17:00
よどみのない流れを作る 〜ポストイットを使って課題を発見する
国谷
8日目 3月
4日
10:30〜12:20
品質を測る 〜製造品質と不良率
藤本
     
13:10〜15:00
品質を作り込む 〜検査とTQM
藤本
     
15:10〜17:00
柔軟に作る 〜フレキシビリティ管理
藤本
9日目
11日
10:30〜12:20
品質を管理する 〜品質の見える化、予防と解析
景山
     
13:10〜15:00
問題解決を理解する 〜QC7つ道具の基礎と活用
景山
     
15:10〜17:00
目で見る管理を進める 〜良い流れをつくる見る管理とは
景山
10日目  
18日
10:30〜12:20
現場改善の事例と進め方 〜現場指導の実際
小森
     
13:10〜15:00
コンサルティングの実際 〜製造現場だけではない改善事例
小森
     
15:10〜17:00
改善インストラクターの指導事例 〜ものづくりシニア塾修了後の活動
石戸谷
11日目
25日
10:30〜12:20
製品開発の流れをつかむ 〜新製品の企画・設計と開発リードタイム
藤本
     
13:10〜15:00
よい設計を創る 〜総合商品力の向上
藤本
     
15:10〜19:00
修了式 (修了証授与/懇親会)
藤本

※第1日目終了後、歓迎会を予定しています。(17:30〜19:30)

※新型コロナウイルスの感染拡大など諸般の状況により、懇親会は中止することもございます。

◆講師紹介◆ <講義順>

藤本 隆宏 
早稲田大学教授/東京大学名誉教授/(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事
Fujimot1979年東京大学経済学部卒業、三菱総合研究所入社、1984年ハーバード大学ビジネススクール博士課程入学、1989年博士号取得、1998年東京大学大学院経済学研究科教授、2002年日本学士院賞/恩賜賞受賞、2004年ものづくり経営研究センターセンター長、2013年一般社団法人ものづくり改善ネットワーク代表理事 2021年3月東京大学定年退職。4月より早稲田大学ビジネススクール教授、東京大学名誉教授 2005年よりものづくり経営研究センターにて「ものづくりインストラクター養成スクール」を開講、17年間で160名余の修了生を輩出。2013年に(一社)ものづくり改善ネットワークを設立、代表理事に就任。各地域スクールの普及とネットワーク作りに尽力。ものづくり現場のOBのために2014年より本講座を開講。
主要著書:『製品開発力』キム・クラークと共著,ダイヤモンド社/『現場から見上げる企業戦略論』角川新書/『ものづくり改善入門』監修,中央経済社/『ビジネス・アーキテクチャ』武石彰・青島矢一と共編著,有斐閣/『生産マネジメント入門(I)(II)』日本経済新聞社/『能力構築競争』中公新書/『日本のもの造り哲学』日本経済新聞社/『ホンダ生産システム』下川浩一らと共著,文眞堂/『現場主義の競争戦略』新潮新書/『ものづくりの反撃』藤本隆宏・中沢孝夫・新宅純二郎共著,ちくま新書/ 他多数

伊藤 雄三
Y.Ito
NPO法人 ワイ・リサーチ・イノベーション代表理事 1982年米国系メンブランフィルター精密ろ過・精製機器の日本法人(現インテグリスジャパン)設立メンバーにて入社。工場経営、システム全般、Lean生産の実践を行い最終職位代表取締役社長。2014年「ものづくり夢みらい研究所」を設立、全国のものづくり人材育成スクールにて講師を担当。2017年産学官連携NPO法人「YRI」代表理事、2018年〜2021年山形大学教授を兼任。ものづくりシニア塾第1期生。専門は、経営全般、リーン生産方式、品質管理、管理会計、ITシステムなど広範囲にわたる。

飛田 甲次郎
Tobitaゴールドラット ジャパン パートナー  元オムロン株式会社執行役員常務。産機コンポ統轄事業長、Omron Europe President &CEO、ものづくり革新本部長などを歴任。また社外では、関西IE協会副会長、日本電機工業会大阪支部長、関西電気保安協会評議員、日本経営工学会関西支部長なども歴任。全体最適のマネジメントサイエンスであるTOC(Theory Of Constraint:制約理論)に共鳴して、日系企業へのTOCの実践と普及にセカンドライフをかける。全体最適のマネジメントサイエンスを取り入れることが「失われた20年」を取り戻し、自信と活力溢れる日本企業になることに繋がると確信している。生産領域に留まらず、事業企画、商品開発、国内外販売など幅広い経験をもとに、TOCの最新知識をゆっくりと、分かりやすく説明することに定評がある。立命館大学、関西大学でのゲストスピーカー、滋賀県、幸田町、東京都などの地域ものづくりスクールの講師も務める。

福田 隆二
Fukudaセミナー企画開催業務並びに企業内研修の企画、コンサルティング、講師派遣業務、出版編集等の会社を36年間経営。東京大学大学院ものづくり経営研究センター特任研究員として、「ものづくりインストラクター養成スクール」「ものづくり寄席」の開催に携わる。現在、研修・知的イベントコーディネーターとして研修の企画、運営、講師育成、講座開発など多面的に活躍中。2013年より(一社)ものづくり改善ネットワーク理事/事務局長として全国の地域ものづくりスクールのサポート、MKNセミナー、地域ものづくりスクール連絡会、ものづくりシニア塾等の企画・運営に携わっている。

国谷 晃雄
Kiniya
キヤノン(株)で取手工場生産技術部長として生産技術面の基礎作りを推進。阿見工場にてキヤノンの生産革新導入の基礎作りを行った。その後中国、珠海キヤノン事務機工場長を務めた。東京大学ものづくりインストラクター養成スクールを修了(1期)、現在は国内外で工場革新活動を指導する。ものと情報の流れ図を利用した改善指導で効果を上げている。茨城県中小企業振興公社のテクノインストラクター。東京大学ものづくりインストラクター養成スクールはじめ、いばらき生産性向上人材育成スクールなど全国の地域ものづくりインストラクター養成スクール講師。

景山 幸郎
Kageyama
1974年キヤノン(株)入社、取手工場、阿見工場で事務機・ファクシミリの生産管理業務を担当の後、86年〜97年キヤノン・ブルターニュ社(キヤノン フランス生産会社)工場長、98年〜2001年キヤノン・マニュファクチュリングUK社(キヤノン UK生産会社)社長、01年〜11年キヤノン・ベトナム社(キヤノン ベトナム生産会社)社長、11年〜14年キヤノン本社ものづくり統括本部本部長常務執行役員、14年〜16年キヤノン電子(株)CPS推進センター所長常務執行役員を歴任。2016年退社。ものづくりシニア塾一期生として受講後、MKNの海外及び日本各地の現場改善活動に協力。

小森   治 
株式会社カイゼン・マイスター 代表取締役社長 Komori  
トヨタ自動車出身、英国トヨタ副社長、豪州トヨタ社長、本社理事等を歴任された後、セントラル自動車且ミ長を歴任。2007年に潟Jイゼン・マイスターを設立、代表取締役としてセントラル自動車時代の仲間とともに全国の中小企業の現場コンサルタント、インストラクターとして製造業のみならず事務改善など幅広い分野で数多くの実績を上げている。

石戸谷 徹
石戸谷徹
クリエイティブ・パワー・ラボ代表 1977年大崎電気工業株式会社入社。研究開発部、工場開発部、商品企画及びマーケティング等を担当。この間、日本配電盤工業会(現、日本配電盤制御システム工業会)技術委員会、日本電機工業会配電用遮断機業務委員会各委員を歴任。2005年大崎電気工業(株)退社。2006年 埼広(さいこう)エンジニヤリング株式会社入社。東京営業所営業所長。2012年定年。2013、2014年東京営業所顧問。2014年埼広エンジニヤリング株式会社退社。現在、クリエイティブ・パワー・ラボ代表、(公財)東京都中小企業振興公社東京都ものづくり生産性革新スクール講師・チーフインストラクター。ものづくりシニア塾1期生。

 

開 催 要 領 =受付終了しました=
開催日時

2023年 1 月 14 日(土)〜 3 月 25 日(土)
毎週土曜日全11日間    10:30 〜 17:00

開催場所

勝永六番町ビル  1階 会議室
東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル
・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分
・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」下車徒歩5分
・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分

受講料

1名につき 1名 253,000円(消費税込み、本体230,000円)

<テキスト、昼食、飲み物等、一切を含みます。>
※テキストとしてプリントの他、藤本隆宏監修「ものづくり改善入門」(中央経済社刊)を差し上げます。

●MKN会員、地域ものづくりスクール連絡会、開かれたものづくり研究会会員はいずれも11,000円割引きいたします。(税込み242,000円)
(インターネット動画会員のみの方は、割引対象になりませんのでご了承ください。)

★企業のものづくり現場で大凡10年以上のご経験を持つ方を対象としております。現役、OBは問いません。

★現場経験のない職員の方も受付けますが、講義は現場経験者レベルの内容ですのでご了承ください。

お申し込み方法 (今期受付は終了しました)

申し込みフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。(年齢及び簡単な略歴(職歴)及び経験年数もご記入ください。)
折り返し請求書をお送りいたしますので、開催前に指定振込先にお振り込みください。
定員(20名)に達するまで受け付けます。

★セキュリティ等で送信できない場合は、パンフレットのPDFファイルをプリントアウトし、申込書にご記入の上、ファクシミリ((03)5210-2560)にてご送信ください。

パンフレットのPDFファイル
お申し込みはこちら

 =Photo Gallery=


今年も藤本先生の講義からシニア塾開講しました     恒例の歓迎会も3年ぶりに開催
精鋭12名参加                     大いに盛り上がりました
2日目3日目
2日目ピンボードでIE演習(伊藤先生)     3日目ミュニケーション、正確に聴けてますか?

4日目懇親会
 4日目飛田先生TOCの理論とワークショップ   夜は有志による懇親会 仲間作りも大切です

5日目6日目
   藤本先生の講義に戻ってコストと生産性    藤本先生の講義にも熱がこもってきました

7日目8日目
   ものと情報の流れ図を皆で作成            品質について藤本先生の講義

コイン落とし懇親会
  真剣にコインを落として特性要因図を作成      講師を囲んで2回目の懇親会

石戸谷さん
   小森先生から実践的な改善事例      シニア塾1期生石戸谷さんから修了後の活躍報告

最終講義修了式
    藤本先生の最後の講義            全員皆勤で修了しました。講師と一緒に

懇親会懇親会
   懇親会 お疲れ様でした 乾杯!   来年も新たなチャレンジャーの参加をお待ちしています。

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